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季節に合わせた着物の装い②

こんにちは。

次に、季節に合わせた着物の柄についてお話ししたいと思います。

日本では様々な四季の花や風物詩を着物の柄に取り入れ、季節を表現してきました。

その季節に応じた柄の着物を身に着けている人はおしゃれで素敵ですよね。

次から月別に、季節に応じた着物の柄をご紹介していきます。

1月松・竹・梅・千両・干支・宝船
2月梅・水仙・椿・蘭・桃
3月桃・蝶・菜の花・桜・藤・菖蒲
4月桜・霞・牡丹・柳
5月あやめ・若竹・紫陽花
6月紫陽花・竹・柳・雲・雨・海・百合
7月流水・雲・波・朝顔・睡蓮・千鳥・荒磯・魚・貝
8月雲・波・水・祭り・秋の七草
9月虫籠・菊・萩・桔梗・すすき・紅葉・月
10月菊・紅葉・りんどう・すすき・銀杏・とんぼ・木の実
11月木の実・野菊・雁・枯山水・枯葉
12月落ち葉・枯野・椿・まんじゅう菊・南天

3月に菖蒲だったり、5月に紫陽花だったりと季節を先取りする、というのがなんとなくわかるラインナップですね。

上記はあくまで目安ですので、必ずしもこの月はこの柄じゃないといけないということはありません。多少の季節ずれは気にならないこともありますので、ご自分でアレンジしてみてくださいね。

その他、一年中OKな柄というものもあります。

四君子文様(しくんしもんよう)梅・竹・菊・蘭の四季の草花が一度に描かれた文様
有職文様(ゆうそくもんよう)亀甲・七宝・唐草・菱文などの平安時代の公家の装飾に使われていたとされる伝統的な文様
吉祥文様(きっしょうもんよう)松竹梅・鶴亀・宝づくし・鳳凰・蝶などのめでたい模様

いかがでしたでしょうか。

今回は着物の、季節に応じた素材や柄についてご紹介してきました。

袷の着物は一番頻度が多いので、まずは袷の有職文様などから挑戦し、慣れてきたら単衣や夏物、季節の柄にも挑戦してみましょう。明らかに季節外れな装いでなければ、多少のアレンジのバリエ―ションもありますので、いろいろ試してみるのも勉強になります。着物は自分だけでなく、周囲の人の目も楽しませてくれるとても素敵なものです。季節に応じた素材や柄で周りを楽しませることができたら、さらに着物を身に着ける喜びが広がりますよね。

春の早い頃の桜の着物や、夏の絽や麻の涼しげな着物、秋のお月見柄や木の実、冬の椿など、その時期の柄を自分で身に付けたり、外でそのような装いの人を目にするのはとても楽しいものです。

ぜひこれらを参考にして、いろいろな素材や柄にチャレンジしてみてくださいね。

次回は季節に応じた着物の帯や、小物類の合わせ方などについてお話ししていきます。