今回は、きものレシピ×蕾写真館のコラボ企画です。
この記事の内容はInstagram動画でも配信していますので、よろしければそちらもご覧ください。
【蕾写真館の紹介】
蕾写真館をご存知ですか?
蕾写真館は、アンティーク着物を中心としたスタイリングで特別な記念撮影を提供している写真館で、スタイリストのトモノスケさんとフォトグラファーのあさみんさんの二人が中心にやってらっしゃいます。
正式には2014年から活動されており、これまでに何百人の人生の節目の晴れ姿を残してらっしゃいます。
蕾写真館
福智知子(トモノスケ)
蕾写真館代表、スタイリスト、着付師
きものレシピのユーザーページ
https://www.kimonorecipe.com/m/NX3ZMz
アンティークの布やファブリックから製作した、「トモノスケオビ」を自作・販売しています。昔ながらの方法で全て手縫い仕立ての一点もので、ビビッドで個性的。
https://tomonosuke.theshop.jp
アレキサンダー麻美(あさみん)
蕾写真館マネージャー、フォトグラファー。書籍、広告で幅広く活動中。
きものレシピのユーザーページ
https://www.kimonorecipe.com/m/Lju0qd
また、原宿にあるローブジャポニカさんの浴衣の広告用の写真を撮られていたり(スタイリング:トモノスケ&ロージャポ、撮影:あさみん)、2022年はローブジャポニカ×蕾写真館の浴衣も販売しています。
(おまけ)ローブジャポニカ
原宿にある着物屋さんです。
筆者は元々、2014年頃から蕾写真館を知っており、記念写真を撮るのが夢でした。
アンティークの着物や帯を中心としつつも現代的でオシャレでポップで、たまに毒の入ったスタイリングもあり、これ単なる記念写真でなくアート作品でしょと言いたくなる構図だったり、着物を美しく魅せる写真だったり…語彙が足りなくて申し訳ないのですが、百聞は一見にしかずなので、蕾写真館のHPやInstagramを見てください。
蕾写真館HP http://tsubomiphoto.com/
Instagram https://www.instagram.com/tsubomiphotostudio/
今回、きものレシピでは、取材兼体験しながら、蕾写真館で七五三の写真を撮りましたので、一連の流れと撮影した写真をご紹介させていただきます。
【蕾写真館での打ち合わせ編】
まずは、申込。
メールで…
次に、打ち合わせです。
4月某日、代官山の蕾写真館に伺いました。
スタイリストのとトモノスケさん(左)と、カメラマンのあさみんさん(右)です。
よく見るとわかるのですが、美容院の一部が蕾写真館を兼ねているんです。
まずは、「ご来店シート」を記載します。
用途や撮影イメージや衣装の希望のヒアリングに使います。
「ご来店シート」を元に、丁寧にイメージをすり合わせます。
あさみんさん(カメラマン)とは、撮影場所について相談をしました。
スタジオを借りて撮影したり、ロケ撮影したり、自宅での撮影も可能というお話を伺い、例を見せていただきながら、検討を進めて行きました。
今回は、年賀状に使う白バックの記念撮影っぽい写真はマストとお伝えし、また、晴れていたら、屋外での撮影もお願いしました。
白バック以外にもカラーバックの例を見せていただいたり、近所の屋外撮影の例も見せていただいたりして、イメージを擦り合わせながら、楽しみな気持ちが膨らみました。
トモノスケさん(スタイリスト)とは、衣装や髪型について相談をしました。
今回は、3歳と6歳の女の子の2人の撮影です。
スマホで2人の写真を見せながら、衣装や髪型の希望を伝えます。
「アンティーク盛り盛りで、蕾写真館らしいポップな感じ」
3歳は被布。今しか着られない可愛さを残したいです。
6歳は帯。
好きな色は…好きなことは…習い事は…等、色々聞いてくれます。
撮影の時に小物の持ち込みも可とのこと。
思いつかなくても、後でまたメールでお伝えすることで良いとのこと。
イメージはすり合わせできたので、次は具体化ですが、これは、トモノスケさんに子供達の顔のわかる写真を送り、考えてもらいます。
イメージや、好きな色や似合う色を元に、オーダーメイドでコーディネートや小物のスタイリングを提案してくれるのが、蕾写真館です。
ママもせっかくなら蕾写真館らしいコーデにしたいという希望はあるものの、持込にするかレンタルにするか、どういうコーデにするか…等は、娘たちのコーデ次第で、という話になり、一旦棚上げ。
そうは言っても、髪の毛の長さや、希望の髪型を確認してくれました。
コーデは「きものレシピ」にUPしてあるコーデやアイテムを見つつ、提案してくれることに。
パパは、持ち込みで。
ヘアセットもメイクも無し。
元々蕾写真館を知ってる上、毎年家族写真で着物で写真を撮っているので撮り慣れている上、子供たちも着物に慣れている上…という、イレギュラーな家族の写真撮影の打ち合わせということで、あまりにイメージや好みがハッキリしており、打ち合わせは思ったより早く終わってしまいました。
また、パパもママも持ち込みの選択肢が多いという特殊性もありましたね。
通常は、時間をかけて色々引き出してくれると思います。
【メールでの打ち合わせ編】
打ち合わせ後、一週間くらいでコーディネートの提案が来ました。
え…どれも可愛くて選べない…
全部!!って言いたい…
姉妹でのお揃い感を出したコーディネートもステキだし、一つ一つのコーディネートを選びたくもなるし…
と、悩みすぎてわからなくなったため、娘達に決めてもらうことにしました。
6歳姉は「紫」
3歳妹は「黄色」
即断即決でした。
ですが、帯と被布を変えたらどうなるのか…
再度ご提案いただきました。
もうね、考えても考えてもわからなかったので、直感で選びました。
帯合わせまでは娘達も「わかんなーい。ママ決めてー。」とのことでしたし。
コーディネートを選ぶと、「撮影のしおり」が届きます。
確定のコーディネートと、当日の流れ、採寸方法、金額等が記載されています。
置きコーデだけでこの可愛さです。
当日はヘアメイクも含めて、どうなってしまうのでしょうか?!
【撮影編】
4月某日、撮影のために蕾写真館へ。
カメラマンのあさみんさん、スタイリストのトモノスケさん、ヘアメイクの浦林さんが迎えてくださいました。
まずは、上の娘のヘアセットから。
たくさんのヘアドレスやリボンの中から選びます。
ハットタイプはイヤとのオーダーがあり、じゃあリボンなんてどうかな?と。
着物のコーデを見ながら、イメージを膨らませていきます。
メッシュとリボンとポンポンをつけて、オリジナルのヘッドドレスが完成。
後ろから見てもカワイイです。
下の娘のヘアセットは、姉のを元に色違いなので、さっさと完成しました。
そして、写真撮影開始。
色んなポーズを撮っていただきました。
その間に、ママのヘアセットと着付けも完了し、家族写真を撮影。
外に出て、店先でも撮影していたところ、小雨が降ってきてしまったため、退散…
アンティーク着物に雨は強敵ですからね。
子供達もお腹が空き、飽きてきてしまっていたため、良いタイミングでした。
出来上がりは…
【出来上がり】
後日送付いただいたたくさんの素敵な写真の中からいくつかをご紹介します♪