着物雑誌まとめ

今回は和装・着物に関する雑誌をご紹介します。

これから着物を着てみたいという初心者の方から、着物に慣れ親しまれている方まで、そして伝統的な着こなしから、ポップな着こなしまで、様々な方に向けた雑誌が発行されています。

美しいキモノ

年4回発行(春夏秋冬)

出版社:ハースト婦人画報社

https://www.hearst.co.jp/brands/kimono

毎号表紙に芸能人を起用し、華やかさのある雑誌です。
中には「表紙の人」インタビューもあり、その人のきもののライフスタイルに迫ります。

表紙以外にも何人もの芸能人が様々なきものを着こなすショットが満載で、美しい着物姿に憧れを感じる人も多いでしょう。それが参考になるとともに見ているだけで目にも楽しいです。

また、伝統的な織物の産地を旅し、それに関するレポも読み物として楽しむことができます。

さらに刺繍などの着物に欠かせない伝統的な技法の紹介などからきものの素晴らしさを伝え、きものをもっと好きになるような情報を載せています。

また、春は入学式などその季節に合った着物の着こなし例を多く載せているので、実際に役に立つ情報も満載です。
年齢を問わず幅広い世代の方に楽しめる内容となっています。

きものSalon

年2回発行(春夏・秋冬)

出版社:世界文化社

https://www.kateigaho.com/kimono/

こちらも芸能人を多数起用し、美しい着物姿の写真を多く掲載しており、その人のコーディネート、インタビューから着こなしのテクニックを学ぶことができます。

また日本の伝統的な織物の紹介記事が多く、その素晴らしさを伝えるような構成となっています。

その他きもの初心者の芸能人と一緒に勉強するというスタンスで産地を訪ねたり、着物の伝統的な技法を紹介したりしています。

帯合わせや小物合わせできものワールドが広がるのがファッションとしてのきものの醍醐味とし、「色」や「柄」をテーマにした着こなし例など、多くの装いのアイディアやコーディネートのコツを掲載しています。

季節のきものとの付き合い方など、日常に役に立つ情報も載っており、1冊読み終われば、きもの美人に近づいたような気持ちになれる雑誌です。

七緒

年4回発行(春夏秋冬)

出版社:プレジデント社

https://www.president.co.jp/nanaoh/

きものでの生活をもっと楽しくする工夫がたくさん載っている雑誌です。

ハレの日の着物よりは普段着としての着物を中心に扱い、着こなしの例、着付け方法、着付け道具の利用レポやお悩み相談、和装小物の手作りコーナー、おすすめの着物店などを紹介しています。

旬の食材を使ったお料理コーナーまであり、普段の生活に密着した、着物を日常に取り入れやすい記事が満載です。

どちらかというと着物初心者向けで、若い方が楽しめる内容となっています。

KIMONO anne

カジュアルに着物を楽しみたい方向けの「ファッション&カルチャー」誌
「着物」ってなんか怖いし難しそう…でもおしゃれは大好き!
そんな着物初心者に、「キモノアン」が道案内を。
ファッションに対して感度が高く、ちょっと個性を出したいアナタの感性に、きっと響く情報が満載です。

月刊アレコレ

年12回発行(月刊)

出版社:スタジオアレコレ

http://www.arecole.com/

“着物を着る人が作った雑誌”コンセプトに、普段着の着物をもっと日常に取り入れるべく街歩きのコーディネートや、簡単に着られるきものの紹介、きものを着る人達をモニターにした座談会など、丁寧に取材、編集された初心者でも親しみが持てる内容になっています。着物を着たい人が、着物をもっと身近に感じられるような記事が満載で、30代から50代向けの着物ゴコロに響く雑誌です。

32ページとコンパクトで、月刊となっているので旬の話題がいち早く取り入れられるのも魅力です。


いかがでしたでしょうか。
今回は着物の雑誌を5つご紹介しました。

それぞれにその雑誌の個性があり、掲載されている内容も多種多様なので、ネット販売などで購入される場合は試し読みなどで自分に合う系統を探されるのもいいと思います。

自分の好みに合った雑誌が見つかるといいですね!

おまけ きもの4雑誌 編集長トークショー

きものサローネ2023で実現した、きもの4雑誌 編集長トークショーのアーカイブがご覧いただけます。
各誌の編集長の皆さまご自身の声でご説明いただいております。
※企画およびモデレータを務めさせていただきました!

(最後に)きものレシピというきもの専用のコーディネートWebサービスを作っています。たくさんの着物の着姿がみられますので、よろしければご覧ください。